仕事をしてると、たまに平衡感覚が失われていく感覚に襲われることがあって、脳に異常があるのかと思って心配してた。長らく放っておいたんだけど、頭がピリピリとしびれてきたり妙に頭痛が多くなってきたりしてさすがにこれはやばいのではと思って、病院に行ってきた。
問診票にイロイロ書いて、握力と血圧を測って、順番を待ってると頭部MRIを撮る必要があるので1時間半後にまた来てくださいということになった。ご飯を食べてkindle激安角川本を読みつつ待った。
MRI室に金属は持ち込み禁止なので、荷物をロッカーに入れて検診着のガウンに着替えて、MRIの台に寝た。耳栓を入れて頭を固定されたまま筒の中に挿入されてグワングワン機械が動く。筒の中にスピーカーがあって、オペレータの声が聞こえてきてコックピット感があった。その時になってそういえば銀歯してることを思い出してびびったけど、特に注意無かったからまあいいかと思って断面撮られることに気持ちを集中させた。機械が加速していくと、高速に頭の周りを物体が移動してる感覚があって、ビーム的なピュンピュン音とかいろんな音が全方向から聞こえてきて盛り上がる。全方向から物理的な電子音が高低を変化させながら聞こえてきて大迫力な感じ、20分ぐらい聞ける。
撮影した僕の脳みそ画像と僕がシャウカステンと椅子に並べられて、医者が話し始める。20代の健康的な脳みそです、との診察結果だった。健康でよかった。6850円払った。
