6:45起床、ホテルの朝食の最速が7:00のためこの時間にした。不測の事態に備えてなるべく走る時間を確保しておきたい、余ったら余ったでブラブラできるし。朝食を食べて身支度をして8:10に出発、高速船は20分おきに出発するので何としても8:20発に乗ろうと急いだ。大人料金500円に加え自転車持ち込み220円払う。
淡路島について走り始めは残り145kmの表示が減って欲しくてサイコンを見続ける。とにかく走りきれるか不安だったけど、しばらく乗ってたら楽しくなってきて、まあなんとかなるかという気分になる。1時間半ほどで洲本港につく。空腹からの走力低下が怖いのでこまめに食おうと自転車屋でクリスマスプレゼントにもらったスポーツようかんを半分たべる。まだタコフェリーがあった頃に家族で旅行に淡路島に来たことがあったので、だいたい見知った感じだった。
天気もいいし風もなくて快適に走れる。信号も少ない。ただコースミスした時は道の反対に横断する場所が少ないし橋も多くて意外と入り組んでて難しい。細かいアップダウンがあり島っぽい。前日の疲れもあるし慎重を期してギアを細かめにいじる。普段は信号待ちでいちいちギア落としたりしないけど、50-22あたりまで落として発進を楽に気をつける。
推薦郷やモンキーパークの案内が出るあたりから登りが始まる、斜度はあらかじめ見てて、10%超えるところが何箇所かあるので無理しないように登る。
鳴門大橋の道の駅で昼食にする。道の駅に入るための道が2kmぐらいある。淡路島バーガーを震えながら食べ、お土産売り場の玉ねぎスープの試飲で体を温める。このあたりから他の自転車を見かけることが多くなる。
しばらく登りが続き疲れてくる。五色浜のあたりで知性無くなってきた。残り10kmあたりで夕日っぽくなってきた。地面と太陽が15度ぐらいあるので日没まで1時間程度あるし、間に合うけど足も尻も疲れた。残りわずかなはずなのに明石海峡大橋がなかなか見えなくてやきもきする。次の岬を越えたらみえるやろ、というのを4回ぐらい繰り返す。
残り1.5kmで明石海峡大橋のふもとに着く、もうすぐ日が暮れるけどお腹すいたし焼き牡蠣もあるそうなので道の駅でおやつを食べる。明石焼き10個500円、焼き牡蠣4つ400円。明石焼きは露骨に作り置きだったのに意外とうまい。焼き牡蠣はこんなぬるくていいのか不安だったけど美味くて疲れた体に効きそうな感じだった。7個600円のを買えばよかったと後悔する。無料の緑茶を飲みまくってくつろぎ外に出ると完全に日が落ちてた。暗いので橋がピカピカ光る。
おやつ食べて元気出てきたし暗くて盛り上がってきた。テンション高めにゴールする。5分後に出船なのでそそくさとチケットを買って船に乗る。案の定足がバキバキで明日帰れるか心配。明日は夕方から雨なのでそれまでには帰っておきたい。
ホテルでシャワーを浴びて夕食を探しに行く。昨日は海鮮丼と天ぷら、さっき明石焼きと焼き牡蠣を食べたし、破壊した筋肉を回復するさせるため肉が必要なのは明らか。ステーキ屋を探す。ビーフ定食1000円のステーキ宮川に入る。満員かと思ったら二階があるらしいので案内される、二階は僕一人だった。注文しようとすると定食は昼しかやってないことが判明したので代わりを探そうとするも、ステーキ最安が3100円/100gのロースだった。諦めてそれにサラダやスープ、米がつくコースセットにする。店の1階と2階の間に小さな荷物運搬用のエレベーターがあって、店のおじいちゃんが階段を上り下りしながら飯をくれる。鉄板焼き風の店なので目の前でじゃがいもや豆腐が焼かれていくのが観れる。玉ねぎサラダを食いながら肉を焼く様子を観察する。切り落とした脂身をヘラで押しつぶしたり刻んだりして脂を出し、焼いているじゃがいもに絡ませて焼く。絞り出し終えた脂身はカリカリに焼いて高級な肉の旨みが出てくる粒になって出てくる。肉の付け合わせは綺麗に焼かれたたっぷりのにんにく。僕はにんにくは縦切り派なので縦切りのにんにくが出てきて嬉しかった。肉はうまみ大爆発という感じ、うまい肉にタレつけまくるのは忍びなかったから、にんにくにタレをつけて肉に乗せて食べることにした。一通り焼いた後は鉄板を鏡みたいに片付けていてかっこいい、実際に壁のコンセントや天井の照明が鉄板に映り込んでた。静かな部屋で黙々と肉食べれて良かった。
昨日暇つぶしに買ったキネシオテープがめちゃくちゃ良かった。いつもは右膝から違和感が出てきて痛くなっていくし、昨日右膝と右足首をテーピングして出発したところなかなか痛くならなくてすごい、先に左足が痛み出して、左にもしておけばよかったと後悔した。今日走り終えて両足バキバキだったので両足しっかりテーピングする。別の膝の巻き方を試したところ固定力高すぎる感じでスムーズにクランクを回せるか不安だけど、一晩のうちに慣れるのではないか、そういう気持ちです。
