ポクポク

ポクッとしてツナッ

Mackerel で仕事のがんばり具合を見える化する

この記事は Mackerel Advent Calendar 2017 の21日目の記事です。 前日は id:heleeen さんの ハムスターのために監視導入したら人間のための監視もしたほうが良さそうなことがわかりました でした。湿度が上がってよかったですね。


突然ですが僕の今日の仕事の様子です。

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10:05 ぐらいから仕事を始めてますね。そこから 10:40 ぐらいまで Chrome で GHE 上のレビューをしてました。10:50 分ぐらいまでの空白時間はたぶんトイレでしょう。そこから Emacs と iTerm2 をばりばり触ってるのでコードを書いていた気がします。12:30 ぐらいに一段落して、ブラウザでの動作確認やレビュー依頼を書いています。13~14:00 が昼休みなのですが、勤勉極まりない僕は 13:10 ほどまで仕事をしていたようです。午後は溜まっていたレビューを片付けていたので Chrome と iTerm2 にほどほどにタイプしてますね。この記事は 16:40 頃から Emacs で書き始めました。

というようなメトリックを Mackerel に記録できるぞ!
このアプリケーションを入れるんだ!! Mac 専用です!!! https://github.com/pokutuna/MackerelAppActivity.app

やっていることは簡単で、その時点でアクティブなアプリケーション名をメトリック名として、タイプ数を値として定期的に Mackerel に送信しているだけです。

つかいかた

インストール

なんと id:aereal さんのおかげで Homebrew で入れることができます。

# https://github.com/aereal/homebrew-mackerelappactivity
brew tap aereal/mackerelappactivity
brew cask install mackerelappactivity

設定ファイルをおく

こういう JSON~/.mackerel-app-activity.json においてください。 コメントは消してくれ!!

{
    // Mackerel の API キー, 書き込み権限が必要です
    "ApiKey": "********",

    // Mackerel 上の Service 名です
    "ServiceName": "clients",

    // メトリックの prefix です, PC の名前とか入れると個別のグラフにできるぞ
    "MetricPrefix": "activity.types.",

    // メトリック名には BundlerIdentifier(アプリ識別子のようなやつ)の末節を使いますが
    // アプリによっては分かりづらいのでメトリック名の対応を指定できます
    "NameMapping": { 
        "slackmacgap": "Slack",
        "LimeChat-AppStore": "LimeChat",
        "keychainaccess": ""  // メトリック名が空だと送信しない
    },

    // Mackerel への API リクエスト間隔(分)です
    "PostIntervalMinutes": 1
}

アクセシビリティに追加する

キー入力を検出するのに権限が必要なので "アクセシビリティ" への追加が必要です。 僕には悪意はないですが信用もないので、各自の責任でアクセシビリティに追加してください。しくみはキーロガーと同じですからね。

あとはアプリを起動すれば動くはず!

アイコンについて

このアイコンは鯖の正面顔をイメージして僕が書いたものです。 メニューバーに常駐するので悲惨、プルリクお待ちしております。 コードも勘で Swift を書いたという風情なのでそちらもお待ちしております。

紅葉おにゅう峠

前回は紅葉まだだったので 10/31 にまたおにゅう峠に行った。だいぶん紅葉しているけどまだ色づく余地は残っていそう。

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頂上の分水嶺で、日本海側はパッキリ落葉していて世界が変わってる。
このルートだいたい150kmあってほどほどにキツくて良い。雰囲気も静かで道に沿う川もやたらと透明感がある。来週ぐらいにもまた行って紅葉の様子を確かめたい(が週末雨予報である)。あと 11/2 でロードバイク納車からちょうど2年経ってた。

おにゅう峠成功

3月末に雪で失敗した「おにゅう峠」に行ってきた。 pokutuna.hatenablog.com

この雪に埋まってた道が

通れるようになってた。

雪で通れなかったふもとから峠まで長くて、6km ほどガレた道が続く。稜線を登れる。

よく写真で見る場所、登ってきた道が見える。紅葉まだだった。

福井側と京都側

朽木~おにゅう峠~能見峠(久多峠) は静かでいいルート、おにゅう峠の周りでしか人と会わない。 朽木のコンビニから、久多の集落手前まで飲み物を買うところがないから夏は行きづらそう。

帰りに花脊の手前でボトルを落としたことに気づいた。6500km ぐらい使ってたやつなので哀愁がある。すぐ 1 Click で注文した。


おきにいりの川です。雪が残るぐらいのほうがきれい。

3月

10月

シャロちゃんに生活費あげたい

[12:14] pokutuna: シャロちゃんに生活費あげたい
[12:14] pokutuna: たんに生活費あげるだけだと気を使うだろうから
[12:14] pokutuna: 晩ごはん作ってもらうかわりに2人分食費を払うとかいう形に落ち着けたい
[12:15] pokutuna: 毎日一緒にご飯食べつつ、ついでに大学受験の塾代とか払いたい
[12:15] pokutuna: 最近そういうことばかり考えている

もちろんちょっと多めに渡します

で、ORTLIEB サドルバッグのネジはどう改造すればよいのか

サドルバッグの定番 OLTLIEB(オルトリーブ)。
防水で、特に L サイズは大容量なのでブルベや旅行の定番になっている。そしてバッグ内側に出っ張っているネジ(ナット)がいくらなんでもデカすぎて、交換する改造も定番になってる。僕も交換してみたんだけど何回か失敗してようやく安定するようになった。

当初僕はは自転車で2泊するために L サイズを買って、サドル側のアタッチメントがサイズ間で共通なので Micro も買った。普段はパンク修理道具入れの Micro を使ってて、旅行の時は L サイズに Micro を入れて持っていってる。L サイズはやっぱり重いし、両方あると滞在先に L サイズを置いて Micro だけで行動もできて便利。年末の Festive 500 でも、このまえの 乗鞍岳も滞在先では Micro だけで過ごした。

L サイズの場合は容量全体に対するネジの割合は微々たるものだけど、Micro はいくらなんでもネジのせいでめちゃくちゃ使いづらい。ネジ自体の大きさは大したことなくても、でっぱりのせいでパッキングしにくくて容量を食われてしまう。これは1本だけ低頭ネジに交換した状態、他は元のネジ。

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一度適当に交換したところ、走行中にネジがゆるんで外れてしまった。なんとか持ってたビニール袋を紐状にしてサドルにくくりつけて帰った。じわじわと緩んでくるのでワッシャのはさみ方をいろいろ試したところ、以下の形に落ち着いた。

(内側) ナット - 平ワッシャ - [内板] - [布] - [台座]- バネワッシャ - ネジ頭 (外側)

ポイントは台座とネジ頭の間にバネワッシャ(スプリングワッシャ)を挟むこと。
ワッシャがプラの台座に食いついてネジが緩んでこなくなった。10ヶ月(3000km~)増し締めしてないけど無事に固定できてる。外してみたところ、台座にくっきり跡がついていて固定力を感じる。内側の平ワッシャはとりあえずつけてるけど意味あるかは分からない、内板よりは滑らなさそうではある。

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ネジは錆びてほしくないからステンレスで、内容量のためなのだから超低頭が良い...良いのは良いけどめっちゃ高い。材質がステンレスになると値段がグッと上がって、超低頭になるとさらに上がる。これなんか4本で860円する。ステンレス超低頭小ねじ 4x12 4本 トラスや低頭のナベ頭でもまあいいのではないかと思う。ネジの頭についてはこの 頭部形状 のサイトが勉強になる。

六角だと自転車工具で留めやすくていいかも...とおもいきや、短く回しやすいものが無いのでサドルバッグの中で回すのに苦労しそうなのでやめた。ネジを内側から回すならスタビドライバーが必要になる。十分に小さいラチェットドライバーがあると良さそうだけどやや高い(1000円~)。スタビで良いと思う。もともとのネジを外すには内側からモンキーレンチでナットを固定して、外側からドライバーで回すと良い。

太さは 4mm (4M) でぴったり。長さは、内側にもワッシャをはさみたいなら 12mm, なくてもよいなら 10mm だと思う。長いほうが多少固定しやすく作業性は良い。ただ Micro を交換する場合、一番奥のネジがアタッチメントに干渉してしまう!! のでここだけネジの頭を外側にして、内側を袋ナットで固定することにした。ボルトの先端が内側に出ていると、振動によって中身がじわじわと削られてしまう。いつのまにかチューブを入れているジップロックに穴が空いていて、こりゃパンクした時に交換チューブにも穴が空いてるパターンになるな、と思って袋ナットにした。

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今現在の Micro の改造結果はこちら。

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まとめ

  • 台座側のプラスチックにバネワッシャを入れるとがっちり止まるぞ
  • 頭部は 超低頭 が良いが高い、トラスや低頭(ナベ)でも良いかも
  • 内側からネジを回すのは難しいからスタビドライバー(安い)かラチェットドライバー(高い)を買おう
  • ネジの長さは 10mm か 12mm、太さは 4mm (4M) がよい

策を弄せず、ロックタイト塗ったらいいんじゃないでしょうか。

オルトリーブのサドルバッグ、最近どこも在庫切れでそろそろ刷新されるんじゃないか... という気がする。

『ご注文はうさぎですか??』2期1話と今後どうなるのか?? について

1話「笑顔とフラッシュがやかましいこれが私の自称姉です」とても良かったと思います。

放送前は、WHITE FOX がうたわれ2と同時にやるらしいぞとか、いつのまにかキネマシトラスが増えてる!! とか、進行に不安を感じさせる要素がいくつもありました。ごちうさ2期の品質は向こう3ヶ月の体調とモチベーションを左右する深刻な問題です。日々天に祈るような気持ちでした。中世の農民のようでした。

そして1話の出来は、十分に期待に応えたものだったと思います。
チノちゃんが買い物からラビットハウスへ帰ってくるシーン、これは1期1話のココアさんが街にやってくるシーンとの対比になっています。続くココアさんの「チノちゃんおかえりなさーい!!」は完全に2期を待ちわびていた視聴者の代弁であり、めちゃくちゃ盛り上がる構造になっています。OP前ながら、どうやら安心できそうだぞと思いました。

残念な点を挙げるとすれば、ココアさんがやや迷惑なキャラクターに描かれてしまったことでしょうか。
ココアさんがチノちゃんの笑顔を写真に収めようとするこの話、原作では比較的序盤での「一緒に暮らしているのにチノちゃんの笑顔を見たことがないココアさん」という深刻な事態であるため、チノちゃんの笑った写真を撮る強い動機付けになっています。しかしながらアニメ2期なのに1度も笑顔を見たことがない、というのはさすがに無理がある設定なのでこの動機付けはなくなったと思われますが、その結果ココアさんのわがまま感が強調される形になってしまいました。トラブルメーカーのように見えて気配り上手なコミュ力超絶きららMAX人間であるココアさんが皆にたしなめられる、というのはあまりキャラクターにマッチしていないような気がします。

ただ、2期の1話目としてメインキャラクターを満遍なく登場させ、後にモカ姉(モカねえ)を登場させる布石として実家へ写真を送るというこの話を入れるのはなかなか理に適っていると思います。原作の順序を大胆に組み替え圧倒的な良さを生み出すことに成功した1期の構成力を考えるに、他にも意味があるのではないでしょうか。

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以下、原作既読を前提とした2期の予想になります。

2期と姉

原作ではココアさんが主人公のような立ち位置ですが、アニメ1期においてはチノちゃんが主人公として描かれていました。
庇護欲をそそる妹っぽいキャラが主人公のほうがウケやすかろうとか、水瀬いのりを売りたかったのだろうかなど、安易な邪推は立ちますが物語的には「成長するキャラクターである」というのが理由であると思います。コミュニケーションが不得手なチノちゃんが、ココアさんという姉が出来ることをきっかけとして人間関係を広げ、やがて1期12話において雪の中ココアさんのため風邪薬を取ってくるという成長を見せました。

対して2期ではチノちゃんの成長だけでなくココアさんの姉としての成長、姉妹としての成長が焦点となるでしょう。
2期ではココアさんの姉であるモカ姉が登場し、ココアさんがなぜ姉に憧れチノちゃんの姉として振る舞おうとするのかも描かれることになります。末っ子のココアさんが姉に憧れそしてチノちゃんの姉になる、ということが2期の肝となる成長要素でしょう。そう考えると2期1話でやや迷惑なキャラクターとして描いて株を落としておく(=成長を強調する伸びしろを作る)のにも構成上の納得感が生まれます。

冒頭のチノちゃんがラビットハウスへ帰ってくるシーンが1期の踏襲であり盛り上げる構造になっていることは述べましたが、恐らくこれからも1期を意識した構成を取ることで、文脈を共有したファン心理を利用して効果的に盛り上げてくるのではないかと思います。

というわけで2期の構成を予想すると

  • 中盤モカ姉回
  • 10~11話でキャンプ回
  • 12話で夏制服回とチノちゃんカメラ回で締め

モカ姉回で2期のテーマが姉であること、ココアさんの姉としての成長がストーリーラインであることを印象付けます。「もう私の真似じゃなくて 本当のお姉ちゃんなんだね」というモカ姉のモノローグによって(作中における強い立場のキャラクターによる承認によって)姉として認知させます。そしてキャンプ回での帽子のやりとり&ココアチョップによってココアさんがチノちゃんの姉である説得力を積み、1期11話クリスマス回のような圧倒的クライマックス感を夏のキャンプ回で再度爆発させます。

そして12話に夏制服回をAパートに入れることによって最終話に相応しい「10年もうちで働く気ですか」のシーンを入れ1期1話の初めてラビットハウスの制服を着たココアさんのシーンへリンクしめちゃくちゃ盛り上げる。チノちゃんカメラ回をBパートに入れることで、モカ姉が帰るときには不完全だった(チノちゃんから一方的にCQCをかける形だった)姉妹喧嘩が、お互いにクッションを投げ合う姉妹喧嘩になり、ココアさん&チノちゃんが完全に姉妹になった(=成長した)ことを描いて感動の最終回、Cパートでモカ姉の「ココアー!!」で落としてごちうさ2期完、という流れになるのではないでしょうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!

完全に妄想だけど大きく外してないんじゃないかな、いろいろ書いたけど何回か読んでないと通じないような内容になってしまった。とにかくごちうさ2期は空前絶後の姉アニメになることでしょう。とりあえず直近では、バレエ回のココアさん専用擬音「ココアー」がどう表現されるか楽しみですね。
それでは3ヶ月間ポイッて今日を投げ出さないように過ごしましょう。